鳥取県医療・福祉等関連産業ガイドブック
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 フレイルは早期発見・早期介入が重要です。東京大学附属病院老年病科と共同で、フレイル対象者を簡便・迅速に判定・抽出可能なフレイル早期発見システム「ASTERⅡ」を開発し、販売を行っております。 フレイル判定をICT化したことで、その場で瞬時に判定結果を被験者へ返すことができるので、フレイル該当者の改善意識が醸成できるとともに、改善が必要な該当者に的を絞って効果的な介入指導が可能となります。また、簡単にデータが集計でき、地区別やカテゴリー別等の分析結果を基に、より効果のある介入が可能です。この「ASTERⅡ」を全国の自治体様を中心にご提案させていただいています。■オーダーメイド運動処方プログラム「ロコタス」■デジタル角度計「マルチゴニオ」高齢者が要支援・要介護になった原因の第1位が運動器の障害と言われており、運動機能の回復訓練へ健康寿命延伸の重要課題となっています。その人の現在の痛み・身体状況に合わせてオーダーメードで運動処方できるプログラムを鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション部と共同で開発しました。一律的な運動指導ではなく、自分の能力に合わせた運動ができるため、運動の習慣化と継続、健康意識の改善につながります。国際規格等の取得状況/主な表彰履歴/開発実績等開発・設計製 造主要事業、および得意技術や自社製品のご紹介自社ブランドODMOEM製品企画ICT、IoTを活用し、地域の医療・介護福祉に貢献株式会社コロンブス製 品◆TEL◆FAX◆URL◆E-mail◆連絡窓口増田 紳哉◆代表者◆設立年月2019年9月◆資本金◆従業員◆所在地0859-36-88840859-36-8882https://columbusegg.co.jp/columbus@columbusegg.co.jp代表取締役社長 増田 紳哉1,000万円4名〒683-0805 米子市西福原4丁目11-31研究開発型事業の実績平成29年度「医療機器開発支援補助金」採択鳥取県産業振興機構*デジタル角度計平成29年度「とっとり発医療機器開発支援事業」採択鳥取県商工労働部産業振興課*人工股関節全置換術における術中カップ設置角計測装置 弊社は、株式会社エッグの医工連携室が2019年9月に独立した会社です。医療都市米子に位置することからヘルスケアビジネスの展開に注力し、ICTやIoTを活用して医療、介護の様々な問題の解決に向けた取り組みをしています。 現在は、健康寿命延伸をテーマに高齢者のフレイル予防事業をお手伝いするシステムを開発し全国展開を目指しています。 また、地元鳥取大学医学部、東京大学医学部、近隣の医療機関等と連携し、共同開発を行っています。第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2020最優秀賞受賞(フレイル早期システム「ASTERⅡ」)大きな文字で数値が見やすい角度計が欲しいとのニーズに応え山陰労災病院整形外科と関節可動域測定用デジタル角度計「マルチゴニオ」を共同開発しました。当該製品は小型軽量手のひらサイズでポケットに入れてどこでも持ち運ぶことができます。附属ガイドの取付で大小すべての関節にこれ1台で対応できます。手指から膝まですべての関節可動域の計測が可能な唯一のデジタル角度計です。■フレイル早期発見システム「ASTER Ⅱ」35

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