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公益財団法人 鳥取県産業振興機構
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賛助会員企業リポート 第5回 井上鋼材株式会社

会社概要

井上鋼材株式会社

企業名:井上鋼材株式会社
所在地:鳥取県米子市和田町1298番地
資本金:14,800千円
業 容:鋼材販売、機械工具販売、加工品受託
社員数:9名(役員を含まず)
電 話:0859-28-6776
FAX:0859-28-8956

URL:http://www.inouekouzai.com/


沿  革

大正12年8月 東京神田紺屋町にて創業。
昭和20年頃 第2次世界大戦末期に一時休業。
昭和23年 鳥取県境港市で営業を再開。
昭和40年8月 鳥取県米子市に井上鋼材株式会社を設立。
平成24年9月 バンドソー(切断機)を導入し切断加工を開始。

 同社は、特殊鋼からスタートし、普通鋼、ステンレス、機械工具へと取扱い品目を広げ、以来60有余年、地元密着の事業を行い、地元の顧客にご愛顧いただいています。

企業リポート

 賛助会員企業リポート第5回目は、米子市で鋼材販売や機械工具販売を営む井上鋼材株式会社を訪問し、新サービスの「いる時、いるだけ ~快適生産支援業への挑戦~」や5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)活動についてお話を伺いました。

経営理念

 自社の商いはいったい何なのか・・・・、「自分たちは販売すること」を生業としている。販売することとはどんなことなのか、そう考えを深めていった時にたどり着いたのが、「メーカーさん、仕入先さんから商品を仕入れ、わが社のお客様にお届けする。人と人をつなぐことがわが社の役割である」ということでした。

 しかも、お届けするものは、お客様のご注文を正確にお届けすることで、お互いの信頼関係を高めるものでなければならない。その繰り返しが積み重なり、当社から届くものは全て「信頼という包み紙で覆われた商品でありたい」ということが同社の商売の原点です。

 『人と人をつなぎ、信頼をお届けする。』という経営理念のもと、「いる時、いるだけ ~快適生産支援業への挑戦~」として、新しい快適生産のかたちに挑戦しています。

快適生産支援業

「いる時、いるだけ」の商品提供
 従来は定尺販売が当たり前の商売していましたが、切断して欲しいというニーズの高まりにより、平成24年9月よりバンドソーを導入し切断加工する体制を構築されました。

 さらに、単なる切断販売ではなく、お客様が「いる時に、いるだけお届けしよう」と考え、今すぐ必要なのか、1時間後なのか、今日中なのか等、業界の非常識に挑戦する心構えで日々お客様の要望にお応えできるよう取り組んでいます。

 また、お客様が受注チャンスを逃すことなくストレスフリーで快適に生産することができるよう、「いるだけ」の切断は勿論のこと、取り扱う品種やサイズの充実を図っています。

5S活動の取り組み

5S活動の取り組み状況

 同社は、平成26年5月から平成27年2月まで、(公財)鳥取県産業振興機構のコーディネーターや専門家派遣事業を活用し5S活動に取り組みました。
 5S活動の結果、社員の意識が変わり、職場環境の改善の他、仕事の効率やお客様へのサービス品質等がアップしました。

 専門家派遣終了後も、社員が自発的に5S勉強会を毎月開催する等、5S活動が根付いており、社員一丸となって更なる改善活動に取り組んでいます。


同社の5S活動の取り組み状況をいくつか紹介します。

(1)配電盤周りの改善

【Before】
 配電盤の前には、物を置くことができないにも拘わらず、棚や砥石、使わないものを含めて雑多なものが乱雑に置かれていた。
【After】
 配電盤の前から物や棚を撤去し、黄色線をを引いて物を置かない場所を明確にした。
 棚は横に置き、不要な物や使用頻度が低い物は別の場所に移動した。

(2)吊り具の見直し
【Before】
 壁に取り付けた鉄筋を曲げたフックに、有効活用されていない物や安全上不適合な物を含め、吊り下げられるだけ吊り下げて使用していた。
【After】
 専門家の意見をヒントに、吊り具スタンドを製作すると共に、必要な吊り具を洗い出し必要数を揃えた。
 特にチェーンスリングの導入によりワイヤの捩れや癖から解放され快適に作業ができるようになった。

(3)工場の保管場所の改善とルール決め
【Before】
 鋼種を基軸に分けて枕木の上に並べて保管していた。
 また、通路も確保されておらず材料の上を歩いて引っ張り出していた。
【After】
 整理用ラックを製作し、鋼種と長さを区分して、その組み合わせをルール化して整理整頓した。
 これによりラックの間に通路も確保できてスッキリし、材料を探す時間も短縮した。

今後のビジネス展開


 不況のニュースになるとメディアに鉄工所の映像が度々流れます。確かに、好況不況がわかりやすい業種かもしれません。しかし、日本のものづくりを支え続け、今日までの経済発展を築いてきたという自負を持ち、夢があり希望の持てる業界でありたいと考えています。

 若い人が魅力を感じて働く業界にしたい。そのために、現場の職人さんが、もっと便利に素早くきれいな良い品物が作れるよう、同社は、
 ○材料をスピーディーにお届けする
 ○お客様の生産性があがる新しい機械工具を紹介する
 ○お客様が自社でできない部品加工でお手伝いをする
こと、すなわち「快適なものづくり」のお手伝いをすることで、これまで以上にお客様を支援していきたいと取り組まれています。